こどもがウィルス性胃腸炎になったときに覚えておく5つのこと

子育て

我が家でこども(1歳半)がウィルス性胃腸炎にかかり、初めてのことだったこともあり、かなり大変な思いをしました。

結果から言いますと、こどもから派生し、一家全員が数日のうちに胃腸炎にかかりました。笑

そのときのかかった経過や対応、医者からの助言など今後の備忘録とするとともに、初めてかかってどう対処したら良いかわからない方々の参考になればと思います。

目次

  • こどもの症状と経過
  • 夜中の対応
    • #8000へ連絡(超重要)
  • 翌日以降の対応
    • 病院の先生、看護師さんからのアドバイス
  • 大人の経過と対応
  • 初期対応で覚えておくつのこと

こどもの症状と経過

症状

夜中の1時に急な嘔吐からスタートしました。

その日の夕食はいつもより少し多く食べていたため、最初は食べすぎで吐いてしまったのかと思っていました。

経過

洋服やシーツを取り換え、眠たそうにしていたので横にさせるとそのまま寝てくれました。

しかし、その後30分~1時間の間隔で計6回ほど吐き続けてしまいました。

夜中の対応

#8000へ連絡(超重要)

数回嘔吐をして対応していくうちに、段々パニックになってきて、症状を調べると「ウィルス性胃腸炎」の症状にそっくりでした。

救急車を呼んでいいのかわからず(迷ったら呼んでいいと思います)、#8000へ電話しました。

#8000とは 「子ども医療電話相談

保護者の方が、休日・夜間の子どもの症状にどのように対処したらよいのか、病院を受診した方がよいのかなど判断に迷った時に、小児科医師・看護師に電話で相談できるものです。

この事業は全国統一の短縮番号♯8000をプッシュすることにより、お住いの都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科医師・看護師からお子さんの症状に応じた適切な対処の仕方や受診する病院等のアドバイスを受けられます。

厚生労働省|子どもの症状は♯8000 (mhlw.go.jp)

電話可能時間は、18時~翌7時だったり24時間だったりと都道府県によって時間が異なります

電話内容では、嘔吐の有無下痢の有無嘔吐が終了してから水分を取らせてあげる、などアドバイスを受けました。

こどもの見た目は落ち着いていて、かつ朝4時か5時くらいだったこともあり、病院が開くまで待つことにしました。

その後も少し吐いたりと最初の嘔吐から6時間ほど続いていました。

翌日以降の対応

朝方起きた時にこども用のアクアライト(下記URLのもの。幼児用ポカリでも良いと思います。)をスプーン1~2杯程度あげてみて、大丈夫だったので、さらに3~4口あげました。

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病院では開口一番に「水分は取れているか」「下痢は出ているか」の2点を聞かれました。

水分は取れていましたが、下痢はそのとき出ていなかったので、ノロウィルスなどの判断はつきませんでした。また、病院では薬(整腸剤)をもらうも、基本的に出す出す出すの方法しかないそうです。

病院の後は、下痢と37.5度程度の微熱の症状が出始め、下痢に関しては10日間も続き、保育園も通えず、仕事を休みながら、対応していました。

食べ物に関してはゼリーやおじやなどおなかにやさしいもの。先ほどのアクアライトなどを与えていました。牛乳はおなかに悪そうなので控えていました。

病院からのアドバイス

以下病院の先生、看護師さんから伺った内容です。

  • 最初の6時間ほどは、無理に水分を与えず、おなかを休めること
  • 吐き気がおさまったら、水分を少量ずつ頻回に与える(1時間で100ml飲めたら自由に与える)
    • 好ましい飲み物(イオン飲料、うすめたリンゴジュースなど)
    • 好ましくない飲み物(牛乳、柑橘系飲料など)
  • 吐き気がなく、水分が取れたら食事してもOK
    • 消化に良い物(おかゆ、柔らかく煮たうどん、おろしりんご、バナナなど)
    • 消化に悪い物(揚げ物、ラーメン、ハンバーグ、貝類、とうもろこし、豆類など)

大人の経過と対応

経過

こどもに遅れて翌日、段々と体調が悪くなる自分、その後に妻も体調不良に。

ふたりともリビングに横になり、目線だけでこどもを見守る状態。そのときはこどもはいつもと違う雰囲気を察していたのか静かにしていました。

そして、最大の難関が訪れます。こどもの下痢は続いているので、大量の下痢がでたことに気づかず、そのままオムツ替えを行おうと仰向けにさせた瞬間、背中へドバー。笑 やばすぎる状態にアドレナリンがドバー状態で、体調不良が一気に吹き飛び速攻お風呂でシャワー。その後はずっとお風呂でおむつ替えでした。(もちろん大人はお風呂に入る気力もありません。)

対応

大人の嘔吐と下痢の耐久時間が始まります。吐き気に関して、こどもは6時間ほどで落ち着きましたが、大人は丸1日かかりました。

そのときは脱水に気をつけていたので、吐いてはポカリを一口。という感じでした。

体調が戻っても、食欲がもどるのに3日ほどかかり、体重も2kgほど減ってしまいました。

初期対応で覚えておく5つのこと

以下のことは覚えておくと慌てず対応できると思います。

  1. #8000へ連絡して落ち着いてこどもの状況整理する
  2. ビニール手袋を必ず着用する
  3. マスクを必ず着用する
  4. ハイターで除菌処理してから洗濯を行う
  5. 水分補給の飲料を用意しておく(災害用として準備しておくのも良いと思います)

失敗だったことは、こどもの嘔吐処理を誤ったことで、大人へ感染してしまったことです。上記のことを徹底して感染を防ぐ重要さを知りました。

また、今回は「#8000」の存在が大きかったです。落ち着いて対応することができたので、子育て世代の方々は覚えておくと、いざというときに役立つと思います。

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